お肌へのちょっとした気遣い
お肌に関するちょっと気をつけるだけで、結果的に大きく違ってくるものです。
少しだけ知識を増やして、日頃からの気遣いからイキイキとした健康的なお肌に近づきましょう。
◆すぐにはじめよう! 紫外線対策
紫外線がお肌の老化を早めています。
◆にきびのケア
にきびのこと、そして、気をつけること。
◆保湿剤の正しい塗り方
保湿はとっても大切なスキンケアです。季節に関係なく、年間を通じて続ける事が大切です。
紫外線対策
紫外線に長時間素肌をさらすと、日焼けが起こります。
軽い日焼けでも何年も繰り返せば、慢性的に皮膚を傷つけるだけでなく、皮膚の老化を早めます(加齢だけではなく、紫外線による皮膚の老化を「光老化」といいます)。
まれに皮膚癌を引き起こす事もあります。
また、近年オゾン層の破壊により紫外線量が増えているので、紫外線対策に取り組みましょう。
地表に届く太陽光線には紫外線(UVS・UVB)、可視光線、赤外線があります。
日焼けなどの多くの皮膚障害は紫外線によって起こります。
紫外線が一定時間以上皮膚に当たると、“サンバーン(赤くなる)”と“サンタン(黒くなる)”という日焼け反応が起こります。
健康な皮膚
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↓ 1〜2日 サンバーン ↓
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赤く腫れる・炎症の場合は 水ぶくれができる
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↓ ↓
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皮膚の赤みが減る
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↓ 4〜7日 サンタン ↓
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皮膚が黒くなる
|
幼児期から皮膚に日光が当たらないよう次のことに気をつけましょう。
◆長時間日光に当たらない。
◆日光を防ぐよう服装などに気をつける。
◆サンスクリーン剤(日焼け止め用品)をこまめに塗る。
外出時の服装
・日傘をさす、あるいは帽子をかぶる
・サンスクリーン剤をぬる
・長袖・長ズボンを着る
サンスクリーン剤の選び方と塗り方のコツ
サンスクリーン剤を効果的に使うためには、目的と自分の肌のタイプに合ったものを選ぶことが必要です。また、たっぷり、むらなく塗る事が大切です。いったん縫った後でも数時間に1回は塗り直しが必要です。特にこすったり、汗をかいたり、水泳をした後には塗りなおしましょう。
【肌のタイプ】
タイプ1:赤くなりやすいが、色がつきにくい
タイプ2:ふつうに赤くなって、ふつうに色がつく
タイプ3:赤くなりにくいが、色がつきやすく、落ちにくい
機会 (目的) |
SPF値 |
PA分類 |
備考 |
散歩・
外出 |
タイプ1: 10〜20 |
+〜++ |
刺激が少ないもの、
紫外線吸収剤 (有機系素材)の 配合の少ないもの |
タイプ2: 10〜20 |
タイプ3: 5〜15 |
海水浴
・ 山歩き ・ 野外 スポーツ |
タイプ1:
30〜40 |
+〜++ |
水泳や汗を
大量にかく場合は 耐水性のもの |
タイプ2:
20〜40 |
タイプ3:
15〜25 |
◆表示の読み方◆
●
SPF値
紫外線(おもにUVB)により皮膚が赤くなる反応を防ぐ効果を知る目安。数値が大きいほど効果が高く、国内製品では「50++」が最高表示値。
●
PA分類
紫外線(UVA)により皮膚が黒くなる反応を防ぐ効果を知る目安。+〜+++の3段階があり、「+++」が最も効果が高い。
にきびケア
にきび(尋常性ざぞう)は、日本人男女の90%以上が経験します。思春期以降の活発な性ホルモンの分泌によって、皮脂が増加し、毛穴が詰まる事があります。若い人だけでなく、成人でもできることがあります。これは、多忙な仕事による不規則な生活やストレスなどが、にきびの悪化因子にもなるからです。
顔にできるにきび自身がストレスの原因になります。にきびを正しく理解し、正しい治療とスキンケアを行って、ストレスの少ない生活を送りましょう。
【にきびができる原因】
【1】皮脂の分泌が増加。
↓
【2】皮脂の通り道や出口(毛穴)の角質層が厚くなり、皮脂が排出されなくなる。
↓
【3】アクネ菌(にきびに伴う炎症の原因菌)が増殖し、炎症が起こる。
↓
【4】瘢痕または色素沈着がおこる。
※注:にきびは顔面、前胸部、上背部にできやすく、さまざまな症状が混在して見られます。
にきびが気になれば医師の診断と適切な治療を受けましょう。医薬品での治療のほかに、予防や悪化を防ぐために、日頃から正しいスキンケアを心がける事も大切です。
◆洗顔・保湿
1日2回、洗顔料を用いて、ぬるま湯で汚れや余分な皮脂を洗い落とし、しっかりすすぎましょう。
やさしく拭いた後は、にきび用の化粧水や美容液を用いて、皮膚を整えましょう。
◆化粧
油性の化粧水は避け、ポイントメイクを強調して、気になるにきびを目立たなくする工夫が必要です。
◆ヘアスタイル
髪の毛には汚れがつきやすいので毎日洗顔し、顔に髪の毛が触れないように気をつけましょう。
◆くせ
手や指はいつも清潔とは限りません。
知らず知らずのうちに、頬杖をつくことや、触ってしまう癖は意識してやめましょう。
◆その他
・規則正しい生活をして、睡眠を十分にとりましょう。
・便秘に気をつけましょう。
・学校、仕事そして育児などによるストレスを発散する方法(音楽・スポーツなど)を身につけましょう。
保湿剤の塗り方
健康な皮膚には斯く角層のバリア機能があり、水分の蒸発や外からの刺激を防いでいます。しかし、皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質といった物質が不足して皮膚が乾燥した状態(ドライスキン)になると、角層が剥がれてきて隙間ができ、外からの刺激を受けやすくなります。
保湿剤は、皮膚の水分が逃げないように“ふた”をしたり、皮膚に水分を与えたりする役割を持っています。健康な皮膚を守る為に、季節に関係なく、毎日、保湿剤を塗ってスキンケアをしましょう。
◆基本的な塗り方◆
【1】手を清潔にして、保湿剤を取ります。
【2】保湿剤を点在させます。
【3】指先ではなく、手の平を使ってやさしく丁寧にできるだけ広い範囲に塗ります。
体のしわに沿って塗ると皮膚に広がりやすくなります。
◆塗り方の工夫◆
・
入浴後5分以内に塗りましょう。
保湿剤は皮膚が水分を吸収している入浴後に塗るのが効果的です。
できれば入浴後5分以内に、早めに塗るようにしましょう。
・
塗る前に皮膚を湿らせましょう。
保湿剤は水分が逃げないようにする“ふた”をする役割を持っています。
そのため、保湿剤を塗る前に水や化粧水で皮膚を軽く湿らせておくと、十分な保湿効果が得られます。
◆保湿軟膏の塗り方◆
・
柔らかくして塗りましょう。
ワリセンなど保湿軟膏は皮膚の表面に膜を作り、水分の蒸発を防ぎます。
寒い時期は硬くなるので、手の平で温めて柔らかくして塗りましょう。硬いまま塗ると皮膚を傷つける場合があります。
◆顔・頭◆
顔に保湿剤を点在させます。
やさしく円を描くように伸ばします。小鼻のわきも忘れずに塗りましょう。
目と口の周りに保湿剤を塗っておくと、殺菌の役割もします。
耳は綿棒よりも保護者の小指の方が、奥まで入りすぎず上手に塗れます。
耳たぶを前に倒して、耳の後ろにも塗りましょう。
◆からだ◆
保湿剤を左右対称に点在させます。
手の平をすべらせてマッサージをするように伸ばして塗ります。
わきの下も忘れずに塗りましょう。
◆手・足◆
手足の指は保護者の親指と人差し指で軽くつまむようにして塗ります。指と指の間も忘れず塗りましょう。
うでの曲がる部分や膝の裏側も忘れず塗りましょう。
足の甲や裏、足首のくびれも念入りに塗りましょう。
季節と好みに合わせましょう。
保湿剤には、様々な種類があります。季節ごとに使用する種類を変えるといいでしょう。
また、お子様が嫌がらないものを選ぶことも重要です。
保湿剤によるスキンケアは季節に関係なく、年間を通じて続ける事が大切です。正しいスキンケアで皮膚を守りましょう。
保湿剤の季節別選択
夏はさっぱりとした使用感の良いものを、冬は皮膚を覆う効果に優れたものがいいでしょう。